2018/06/17

草苑2

前回に続き、草苑の庭。人の通りと水の流れが自然に交差する園路。打ち合わせ最中もたくさんの鳥が行水にやってきます。下草のムラサキシキブやナンテンはこの鳥たちが運んできたものだそう。


 こちらの園路、ビオトープとしても機能しています。写真手前側が流れの上流で、写真奥のつくばい(水鉢は師が大切にしていたもの)を終点としています。


下流に溜まった水は循環ポンプで上流に戻し、写真右上の濾過槽内のセキソウと石についた水コケで浄化されます。また、澄んだ流れをよくみるとメダカがたくさん泳いでいました。写真左上の中流にあるクレソンは、魚から排出されるアンモニアの浄化にも効果があるとのこと。


また、庭に植えられたスギの幹からセッコクが咲いていました。